マネーパートナーズ – 評判・レビュー
マネーパートナーズの概要
マネーパートナーズの一番の特徴はスリッページや約定拒否が起こりにくい取引環境になります。
約定率を重視する方には需要のある国内FX業者になります。
また、「最少取引単位100通貨~(nano版のみ)」や「お得な両替(空港外貨受取)サービス」なども特徴です。
業界最狭水準のスプレッド
米ドル円(USDJPY):0.3銭
ユーロ米ドル(EURUSD):0.3pips
ユーロ円(EURJPY):0.4銭
ポンド円(GBPJPY):0.9銭
豪ドル円(AUDJPY)0.6銭
NZドル円(NZDJPY)1.2銭
■取引手数料=なし
米ドル/円ペアのスプレッドに関しては、0.2銭が標準となるなか、マネーパートナーズは0.3銭と出遅れている印象です。
ただし、世界的に最も取引量が多く値動きが安定しているユーロ/米ドルは0.3pipsと他者の標準値よりも低い値になっています。
また、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円などの通貨ペアについても他者標準よりも低い値になっており、複数ペアで取引する方によっては有利なスプレッドとなります。
なお、マネーパートナーズには100通貨~取引可能な「パートナーズFX nano」を提供しており、こちらのスプレッドは通常よりも広く設定されているため注意が必要です。
(2020/1時点)
米ドル円(USDJPY):0.4銭
ユーロ米ドル(EURUSD):0.8pips
ユーロ円(EURJPY):0.7銭
ポンド円(GBPJPY):1.2銭
豪ドル円(AUDJPY):0.9銭
NZドル円(NZDJPY):1.8銭
11年連続約定率No.1
「約定拒否なし、スリッページなし」を掲げており、第三者機関である矢野経済研究所の調査では約定率で11年連続No.1を獲得しています。
約定率の調査は注文時と価格と実際の約定価格とのズレ(通称スリッページ)を計測したものになります。
2日間の20~21時の合計2時間で100回の往復売買(200約定)を行った調査によると、マネーパートナーズのスリッページ発生件数は0件(スリッページ発生率0%)となっています。
限られた時間での調査であり、絶対にスリッページが発生しないかというとそうではないと思いますが、他者に比べてスリッページが発生しにくいという点は評価して良いでしょう。
スリッページが発生しにくい環境は元トレーダーでもあった奥山 泰全 社長の想いが込められているようです。
最少取引単位100通貨~(パートナーズFX nanoのみ)
最少取引単位について、通常の「パートナーズFX」は10,000通貨、「パートナーズFX nano」は100通貨~となっています。
業界最狭水準の低スプレッドで最少取引単位が1,000通貨の業者も多々ありますので、「パートナーズFX」は初心者には少々ハードルが高くなるかもしれません。
一方、「パートナーズFX nano」は100通貨からの取引が可能ですので、他者に比べて低い元手で取引可能ですが、通常よりもスプレッドが広く設定されています。
公式サイトを見ていると、「パートナーズFX nano」はガンガン取引するよりも、少額からでもスワップ(金利)狙いのポジションホールドできるように設計されたサービスであることが伺えます。
なお、SBI FXでは最少取引単位が1通貨~となっているため、さらに少ない証拠金で取引したい方にはSBI FXもおすすめです。
空港外貨受取サービス
トレードとは直接関係ありませんが、マネーパートナーズは「外貨を両替して、空港で受け取ることができる」という独自のサービスを展開しています。
銀行や外貨ショップで両替するよりも大幅(7割~9割程度OFF)に両替手数料を削減できるというメリットがあります。
「米ドル」「ユーロ」「ポンド」「スイスフラン」「韓国ウォン」「中国人民元」
■対応空港
「成田空港」「羽田空港」「関西国際空港」「中部国際空港」
取引ツール
■パソコン
⇒HyperSpeed NEXT(インストール版)
⇒クイック発注ボード(Web版)
■モバイル
⇒HyperSpeed Touch (iOS/Android)
マネーパートナーズが提供するプラットフォーム「HyperSpeed NEXT」は国内業者の独自開発プラットフォームとしては非常に高機能なものになっています。
テクニカル指標を組み合わせたプログラムによる自動売買や売買サイン表示、バックテストが可能となっているのが特徴です。
ただし、単純にテクニカル指標を組み合わせただけのロジックでは長期的には勝つことは困難です。世界中で様々なインジケーターが開発されていますが、聖杯と言えるインジケーターはありません。
また、自動売買やバックテストではMT4が世界標準になりますので、機能としては評価できますが大きなメリットとは言い難いのが現状です。
サポート・問い合わせ
電話で月曜7:00-23:00、火曜~金曜7:30-23:00の間にサポートを受けることが可能です。
またメールでの問い合わせも可能となっています。
全額信託保全
マネーパートナーズへ預け入れたトレーダーの証拠金は、三井住友銀行、みずほ信託銀行によって信託保全されています。
マネーパートナーズの運営会社が倒産した場合には、トレーダーの資金は全額返済されますので万が一の事を考えると安心です。
(国内FX業者は全額信託保全が義務付けられています)
国内FX業者固有のリスク
■追証あり(借金リスクあり)
トレードにおける最大のリスクは残高がマイナスになるような損失を被り、借金を抱えることです。
国内FX業者は法規制によりトレーダーのマイナス残高を補填できません。つまりトレーダーは借金を抱えるリスクがあります。
■25倍のレバレッジ制限
国内FX業者は規制により25倍のレバレッジしか提供できません。レバレッジが高いこと自体が危険と批判されますがそれは間違いで、リスク管理の問題です。柔軟な取引という点ではレバレッジが高い方がドローダウンに耐えることができるので有利と言えます。
■海外FX業者との違い
上に挙げた国内業者と比較して海外業者では以下のようになっています。
- NDD(ノーディーリングディスク)のクリーンな決済環境が主流
- 顧客のマイナス残高を補填する0カット(借金リスクなし)が主流
- レバレッジは最大200倍~1000倍が一般的
- 完全日本語対応/日本人スタッフによる手厚いサポートがある業者が多い
取引プラットフォームやボーナスの面でも総合的には海外業者の方が優れているのが現状です。
マネーパートナーズのまとめ
様々な独自サービスを展開する特徴ある業者ですが、一番の魅力は「約定拒否なし、スリッページなし」を掲げる取引環境です。他の業者でスリッページに悩んでいる方は試す価値のある業者と言えるでしょう。
ただ、既に説明したとおり国内業者固有のデメリットやリスクがある点には注意が必要です。
スプレッド&取引手数料で損しない。一番お得な取引環境とは
裁量トレードにしろ、EAを利用した自動売買にしろ、取引回数が多くなるほどスプレッドや取引手数料がトレード損益に与える影響は大きくなります。特にEAを用いた自動売買では取引回数は多くなる傾向にありますので、可能な限りスプレッドが狭く、取引手数料が低い環境でトレードすることが非常に大切です。
塵も積もれば山となりますので、時間が経つと大きな差になります。
最も低コストな取引環境について以下のページで検証していますので、参考にしてみてください。
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