メカニカルシーケンサー(EA)
- トレンドフォローのマーチンゲールEA
- 最大ポジション5つまで
- 1トレードあたりのリスク高い
メカニカルシーケンサー(EA)の基本情報
価格 | ¥18,000(税込) |
時間足 | H4 |
通貨ペア | EUR/USD |
取引スタイル | スキャルピング~デイトレード |
開発者 | ヨッシー |
同開発者の他のEAレビュー | – |
販売サイト | GOGOJUN |
端末 | MT4 |
基本的にはロスカットしませんので、1トレードあたりのリスクは高いEAとなります。
収益性・ドローダウンの評価
■2020/4/25時点
日付 | 金額 | |
運用開始 | 2019/7/25 | 初期残高:¥1,000,000 |
残高 | 2020/4/25 | 現在残高:¥1,101,789 |
運用ロットサイズ | 0.1ロット~マーチンゲール | |
期間 | 9ヶ月 | |
合計収益 | +¥101,789 | |
合計収益率 | +10.2% | |
月間利率(複利) | +1.1% | |
月間利率(単利) | +1.1% | |
最大ドローダウン | 対初期残高4.1% | |
勝率 | 81.9% | |
総取引数 | 72回 |
※初期残高100万円、固定ロット運用における最大ドローダウン値は40,991円であり、初期残高に対するドローダウン値は4.1%となります。
2019年7月のフォワードテスト開始から、大きな損失なく稼働を続けています。
今のところ結果はますまずと言ったところですが、相場が一方向に動き続けた場合はアカウントが壊滅的状態になるリスクがあります。
取引分析-エントリー
マーチンゲール系のEAは逆張りエントリーするものが一般的ですが、メカニカルシーケンサ―はトレンド方向にエントリーするという特徴があります。
以下のMT4取引履歴チャートでは、トレンドの方向にエントリーしている様子が分かるかと思います。
■EURUSD 1時間足 白=BUY 赤=SELL
ポジションの方向に動けば10~20pips程度で利益確定していきます。
なお利益確定のタイミングを2回に分けて決済することもこのEAの特徴となります。
相場がそのままエントリー方向とは逆に動けば、ロットサイズを上げて追加エントリーしていきます。
追加エントリーまでのpips数は50~70pips程度と比較的広く設定されています。
最大ポジション数は5つまでとなっています。
取引分析-ロットサイズ増加率
ロットサイズの増加率は状況によるようですが、一例を紹介すると以下のようになります。
0.1⇒0.1⇒0.14⇒0.14
最終ポジションのロットサイズは現時点では不明ですが、そこまでロットサイズが大きく上がっていくわけではありません。
これはリスクが低いという訳ではなく、比較的大きく価格が戻らなければ全ポジションで利益が出ないことを示しています。
フォワードテスト環境
メカニカルシーケンサ―のフォワードテスト環境は「外為ファイネストデモ口座」となります。
デモ口座とリアル口座は取引環境が異なります。値動き自体は同じに見えてもスリッページなど約定に関する環境は異なるので、同じEAをデモ口座とリアル口座で同時に動かしても得られる結果が異なります。
メカニカルシーケンサ―は値幅の小さいスキャルピング系のEAではないため、デモ口座とリアル口座の違いにそこまで敏感ではないと思われますが、良くも悪くも結果がズレる可能性がある点には認識が必要です。
バックテストの結果
稼働期間 | 2003/12/23~ | 2020/4/8 |
195ヶ月 | ||
初期証拠金 | 1,000,000 | |
運用ロットサイズ | 変動ロット運用 | |
最終残高 | 3,831,116 | |
合計収益 | 2,831,116 | |
合計収益率 | 383.1% | |
平均月利(複利) | 0.7% | |
平均月利(単利) | 変動ロット運用のため非表示 | |
最大ドローダウン(相対) | 21.3% | |
最大ドローダウン(金額) | 変動ロット運用のため非表示 | |
プロフィットファクタ | 1.40 | |
勝率 | 57.4% | |
総取引数 | 996回 |
バックテストは変動ロットでの運用となっており、一概には比較できません。変動ロット運用(複利運用)の割にはドローダウンが20%程度に抑えられている点は良い部分かと思います。
気になるのはバックテストの勝率が57%台であるのに対してフォワードテストの勝率が80%程度となっている点です。
メカニカルシーケンサ―(EA)まとめ
トレンドフォロー型のマーチンゲールEAです。
負けずに利益を積み上げていくのが特徴ですが、1トレードあたりのリスクは大きいです。負ける時は残高が0になるような負け方をする可能性があります。
収益率が非常に高い訳ではなく、またフォワードテスト期間もまだ短いので現時点では経過観察ということで良いかと思います。
スプレッド&取引手数料で損しない。一番お得な取引環境とは
裁量トレードにしろ、EAを利用した自動売買にしろ、取引回数が多くなるほどスプレッドや取引手数料がトレード損益に与える影響は大きくなります。特にEAを用いた自動売買では取引回数は多くなる傾向にありますので、可能な限りスプレッドが狭く、取引手数料が低い環境でトレードすることが非常に大切です。
塵も積もれば山となりますので、時間が経つと大きな差になります。
最も低コストな取引環境について以下のページで検証していますので、参考にしてみてください。
↓ 知らないと100%損!トレードコスト(スプレッド&取引手数料)を大幅に圧縮する方法 ↓
