JFX – 評判とレビュー
JFXの概要
JFXは元カリスマディーラーであり、各種メディアに出演するアナリストでもある小林 芳彦 社長が全面に出てくることが特徴です。
小林 芳彦 社長は自らも現役トレーダーとしてバリバリ取引を行っており、保有ポジションをTwitterなどのSNSで公開しています。フォロワーは10万人を超えています。
JFX登録すると「小林 芳彦のマーケットナビ」を閲覧することが可能となり、彼の視点からのマーケット情報を入手することが可能です。
また、スキャルピングを公認しており、約定スピード・約定率にも優れていることから超短期売買に適しています。
ヒロセ通商の子会社でもあり、取引端末の仕様など共通している部分が多数あります。
業界最狭水準のスプレッド
JFXのスプレッドは業界最狭水準となりますが、米ドル/円のスプレッドは0.3銭となっており他業者の標準値と比べて一段階広い水準となっています。
■主要通貨スプレッド(2020/1時点)
米ドル円(USDJPY):0.3
ユーロ米ドル(EURUSD):0.4
ユーロ円(EURJPY):0.5
ポンド円(GBPJPY):1.0
豪ドル円(AUDJPY)0.7
NZドル円(NZDJPY)1.0
■取引手数料=なし
スキャルピング可
国内業者はスキャルピングを禁止事項にしているところが多いなかJFXはスキャルピングを公認しており、超短期間での売買が可能となっています。
約定スピード、レート配信スピードを非常に重視しており、むしろスキャルピングを歓迎しています。
約定スピードが速く、約定率が高い
JFXは約定スピード、約定率にこだわっており、最速約定スピードは0.001秒、約定率99.9%(2019年8月5~7日矢野経済研究所調査)となっています。
親会社であるヒロセ通商のシステムを利用しているため同等の能力を有しています。
約定スピードは速い方がスキャルピングには有利になります。
リアルタイム経済指標
重要な経済指標の発表時にはレートが激しく動くため、指標発表時を狙ったトレードも人気の取引手法となります。
指標発表と同時に急激にレートが動くので、指標トレードではスピード感が非常に重要な要素となります。
JFXに会員登録することで「ロイター経済指標速報」が発表とほぼ同時に確認可能となるためされめ、指標トレードする方にとって便利な機能になります。
ただし、どの国内業者もそうですが、指標発表時はスプレッドが広がりやすくなることがありますので注意が必要です。
チャート分析のみMT4が利用可
チャート分析のみで発注機能はありませんが、世界中で最も利用されている高機能プラットフォームMT4を利用することができます。
チャート分析機能の豊富さや操作性では国内FX業者が独自開発したフラットフォームではMT4には太刀打ちできません。
MT4の価格はJFXのレート配信と連動しており、深いチャート分析ができるというのは非常に大きなメリットとなります。
最少取引単位1000通貨~
JFXの最少取引単位は1,000通貨~可となっており、初心者でも始めやすくなっています。
一方、DMM FXやGMOクリック証券では10,000通貨からとなっていますので少々ハードルが高いと言えます。
取扱通貨ペア26種類
JFXの取扱い通貨ペアは26種類となっており、国内業者のなかでは比較的多い部類に入ります。
親会社であるヒロセ通商は倍の50種類の通貨ペアを提供しています。
高水準のスワップポイント
JFXは高金利通貨のスワップが高いことも特徴です。親会社であるヒロセ通商と同じ水準のスワップを提供しています。
■南アフリカランド/円(買いスワップ)
100,000通貨あたり1日150円
■メキシコペソ/円(買いスワップ)
100,000通貨あたり1日120円
■トルコリラ/円(買いスワップ)
10,000通貨あたり1日39円
スワップ狙いのトレードでもヒロセ通商はおすすめです。
取引ツール
■パソコン
⇒MATRIX TRADER(windows/Mac)
⇒MT4(チャート分析のみ)
■モバイル
⇒MATRIX TRADER (iOS/Android)
⇒LIONチャートPlus+(モバイル版)
サポート・問い合わせ
メールおよび電話で午前8時~午後8時の間にサポートを受けることが可能です。
全額信託保全
JFXへ預け入れたトレーダーの証拠金は、三井住友銀行によって信託保全されています。
JFXの運営会社が倒産した場合には、トレーダーの資金は全額返済されますので万が一の事を考えると安心です。
(国内FX業者は全額信託保全が義務付けられています)
国内FX業者固有のリスク
■DD方式で不透明さが残る取引環境
国内FX業者の注文決済方式は基本的にDD(ディーリングディスク方式)となります。
DD方式ではトレーダーの注文をマーケットに流さないことがあるため「約定遅延・拒否」「不当なスリッページ」「不当なレートずらし」などを行う動機がある環境となります。全て業者がそうとは言えませんが、実際に事例が多々報告されています。
■追証あり(借金リスクあり)
トレードにおける最大のリスクは残高がマイナスになるような損失を被り、借金を抱えることです。
国内FX業者は法規制によりトレーダーのマイナス残高を補填できません。つまりトレーダーは借金を抱えるリスクがあります。
■25倍のレバレッジ制限
国内FX業者は規制により25倍のレバレッジしか提供できません。レバレッジが高いこと自体が危険と批判されますがそれは間違いで、リスク管理の問題です。柔軟な取引という点ではレバレッジが高い方がドローダウンに耐えることができるので有利と言えます。
■海外FX業者との違い
上に挙げた国内業者と比較して海外業者では以下のようになっています。
- NDD(ノーディーリングディスク)のクリーンな決済環境が主流
- 顧客のマイナス残高を補填する0カット(借金リスクなし)が主流
- レバレッジは最大200倍~1000倍が一般的
- 完全日本語対応/日本人スタッフによる手厚いサポートがある業者が多い
国内業者のスプレッドは狭いですが、DD方式だからこそ実現できるものであり、特にメリットとは言い難いです。
取引プラットフォームやボーナスの面でも総合的には海外業者の方が優れているのが現状です。
JFXのまとめ
国内業者のなかではJFXはスキャルピングや指標トレードに適した業者と言えるでしょう。
また、「小林 芳彦のマーケットナビ」や「世界標準ツールMT4」を利用可(チャート分析のみで発注は不可)」、「高水準のスワップ」など他にも色々とメリットがあります。
ただし、現時点では米ドル/円のスプレッドが0.3pipsと他の業者の標準値と比較して0.1pips広いことが少々ネックになります。
また、既に説明したとおり国内業者固有のデメリットやリスクがある点には注意が必要です。
スプレッド&取引手数料で損しない。一番お得な取引環境とは
裁量トレードにしろ、EAを利用した自動売買にしろ、取引回数が多くなるほどスプレッドや取引手数料がトレード損益に与える影響は大きくなります。特にEAを用いた自動売買では取引回数は多くなる傾向にありますので、可能な限りスプレッドが狭く、取引手数料が低い環境でトレードすることが非常に大切です。
塵も積もれば山となりますので、時間が経つと大きな差になります。
最も低コストな取引環境について以下のページで検証していますので、参考にしてみてください。
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