インヴァスト証券 – 評判・レビュー
インヴァスト証券の概要
インヴァスト証券の特徴は自動売買・システムトレードになります。
通常の裁量取引用口座である「FX24」や「くりっく365」もありますが、スプレッドが他業者よりも広くなっていますので、裁量トレードであれば、インヴァスト証券を選択するメリットは特にないかと思います。
トライオートFX・・・レンジ幅を自分で設定し、自動でループ注文(海外風に言うとグリッドトレード)を行う。また既成のロジックを利用することも可能。
シストレ24
シストレ24は「ストラテジー検索」よって単独でシステムを使用する方法と、「フルオート」を利用して複数のシステムを自動で入れ替えてくれるサービスを利用する方法の2種類が存在します。
自動売買全体に言えることですが短期的には良い成績を収めたとしても、相場の動きは日々変化しているため単一の取引ロジックで勝ち続けることは容易ではありません。
インヴァスト証券は、このような自動売買の弱点を補うため調子の良いシステムと調子の悪いシステムを入れ替えながらトレードすることを推奨しています。
ただ、状況に応じたシステムの入れ替えというのは非常に難しい作業であり、自動とは言っても難易度は非常に高いです。
難易度の高いシステムの入替作業も自動で行うのが「フルオート」のサービスとなります。
基本パターンを選択し、システムの入替頻度などを自分で設定することで全自動で取引が行われます。
ただ、「全自動でシステムを入れ替えながらトレードしてくれる」と聞くと聞こえは良く、好成績を残しているストラテジーも存在しますが、過度な期待はすべきではないかと思います。
トライオートFX
自分でレンジ幅を設定してループ注文を行うことが可能なサービスとなります。
また「コアレンジャー」「ハーフ」「スワッパー」などの既成のロジックも利用可能となっています。
決まった値幅で注文を入れていくトレードはグリッドトレードとも呼ばれ、ハイリスクな取引手法の代名詞です。
残高だけで見ると右肩上がりの曲線となっていますが、有効証拠金(実現損益+評価損益)の推移もチェックすることが大切です。
グリッドトレードは、相場が上下するという特徴を元に下げ相場では一定間隔で買い注文を繰り返し、上げ相場では売り注文も繰り返しながら相場が反転するのを待ちます。
しかしながら、相場は急激に一方向に動き続けることがあり、その場合は残念ながら口座は破綻します。
トライオートFXでは損切もするため、一気に残高が0になるようなことはありませんが、グリッドトレードの良い部分まで消すことになります。
良い成績を残しているロジックもあり、もちろん利益が出る可能性もありますが、ループ注文・グリッドトレードというのはハイリスクな手法である点には理解が必要です。
FX24
FX24通常の裁量トレード向けのサービスとなります。スプレッドは変動制で他の業者よりも高くなります。
特にFX24を利用するメリットは無いかと思われます。
くりっく365
くりっく365はトレーダーの注文を「東京金融取引所」に取り次ぎ、取引所が提示する価格で取引が可能なサービスとなります。
インヴァスト証券独自のサービスではなく、GMOクリック証券やFXブロードネットなどもくりっく365での取引が可能となっています。
くりっく365は取引所に注文を流しますので透明性の高い取引が可能ですが、スプレッドなどの取引コストは高くなります。
インヴァスト証券のまとめ
独自のシステムトレードが利用可能となっています。
調子の良いストラテジーもありますが、この先も利益を出し続けるという保証はありませんし、一気に大負けするリスクもある点には理解が必要です。
スプレッド&取引手数料で損しない。一番お得な取引環境とは
裁量トレードにしろ、EAを利用した自動売買にしろ、取引回数が多くなるほどスプレッドや取引手数料がトレード損益に与える影響は大きくなります。特にEAを用いた自動売買では取引回数は多くなる傾向にありますので、可能な限りスプレッドが狭く、取引手数料が低い環境でトレードすることが非常に大切です。
塵も積もれば山となりますので、時間が経つと大きな差になります。
最も低コストな取引環境について以下のページで検証していますので、参考にしてみてください。
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