外為どっとコム – 説明とレビュ―
外為どっとコムの概要
外為どっとコムはエイチ・アイ・エス創業者が設立した、澤田ホールディングスのグループ会社であり、2002年に設立されています。
投資情報の発信に力を注いでおり、Webセミナーやレポート等のコンテンツが充実しています。(もちろん実際に勝てるようになるかは別問題ですが)
また、各種キャンペーンにも力を入れており、取引量に応じたグルメキャンペーンや、期間限定スワップ加算キャンペーンなどを実施しています。
最少取引単位1,000通貨で初心者でも始めやすく、スプレッドも最狭水準となっています。
国内業者最狭水準スプレッド
■主要通貨スプレッド
米ドル円(USDJPY):0.2銭
ユーロ米ドル(EURUSD):0.4pips
ユーロ円(EURJPY):0.5銭
ポンド円(GBPJPY):0.8銭
豪ドル円(AUDJPY)0.6銭
NZドル円(NZDJPY)1.2銭
■取引手数料=なし
独自の市場情報を配信
「外為注文情報」、「売買比率情報」、「ポジション比率情報」な相場予測や売買判断の参考情報をリアルタイム配信してくれるサービスがあります。
ニュース、レポート配信が充実
ロイターやFISCOなどのニュース情報確認することができ、また「マネ育成ch」では有名講師陣による相場分析やトレード情報のレポートを見ることができます。
各種キャンペーンが充実
外為どっとコムは期間限定ですが、各種キャンペーンを実施しています。
■主なキャンペーン(期間限定)
- スワップポイント優遇キャンペーン
- スプレッドタイムセール
- 取引量に応じたグルメプレゼントキャンペーン
- 取引量に応じた最大108,000円キャッシュバックキャンペーン
最少取引単位1,000通貨~可
外為どっとコムの最少取引単位は1000通貨からとなっており、初心者でも始めやすくなっています。
一方、DMM FXやGMOクリック証券では10,000通貨からとなっていますので少々ハードルが高いと言えます。
スキャルピング不可
「短時間に、頻繁に行われる取引であって、他のお客様または当社のシステムもしくはカバー取引等に著しい悪影響を及ぼす行為」は取引約款に抵触すると公式ホームページに記載されています。
したがって外為どっとコムでのスキャルピングは不可となりますので注意が必要です。
取引ツール
■パソコン
⇒外貨NEXT NEO
■モバイル
⇒外貨NEXTneo(モバイル)
外為どっとコムはAppleWatchアプリを提供していることも特徴です。当アプリでは「レート一覧」「チャート」「経済指標」が確認できるようになっています。
AppleWatchユーザーはスピーディーに市場情報にキャッチアップすることが可能です。
24時間体制のサポート
メールおよび電話で24時間体制のサポートを受けることが可能です。
信託保全
DMM FXへ預け入れたトレーダーの証拠金は、三井住友銀行、みずほ信託銀行、あおぞら銀行 に信託する「セーフティーネクスト」にほって保護されます。
よって外為どっとコムが倒産した場合には、トレーダーの資金は全額返済されますので万が一の事を考えると安心です。
(国内FX業者は全額信託保全が義務付けられています)
国内FX業者固有のリスク
■DD方式で不透明さが残る取引環境
国内FX業者の注文決済方式は基本的にDD(ディーリングディスク方式)となります。
DD方式ではトレーダーの注文をマーケットに流さないことがあるため「約定遅延・拒否」「不当なスリッページ」「不当なレートずらし」などを行う動機がある環境となります。全て業者がそうとは言えませんが、実際に事例が多々報告されています。
■追証あり(借金リスクあり)
トレードにおける最大のリスクは残高がマイナスになるような損失を被り、借金を抱えることです。
国内FX業者は法規制によりトレーダーのマイナス残高を補填できません。つまりトレーダーは借金を抱えるリスクがあります。
■25倍のレバレッジ制限
国内FX業者は規制により25倍のレバレッジしか提供できません。レバレッジが高いこと自体が危険と批判されますがそれは間違いで、リスク管理の問題です。柔軟な取引という点ではレバレッジが高い方がドローダウンに耐えることができるので有利と言えます。
■海外FX業者との違い
上に挙げた国内業者と比較して海外業者では以下のようになっています。
- NDD(ノーディーリングディスク)のクリーンな決済環境が主流
- 顧客のマイナス残高を補填する0カット(借金リスクなし)が主流
- レバレッジは最大200倍~1000倍が一般的
- 完全日本語対応/日本人スタッフによる手厚いサポートがある業者が多い
国内業者のスプレッドは狭いですが、DD方式だからこそ実現できるものであり、特にメリットとは言い難いです。
取引プラットフォームやボーナスの面でも総合的には海外業者の方が優れているのが現状です。
外為どっとコムのまとめ
スキャルピングは不可ですが、最狭水準のスプレッド、最少取引単位1000通貨で取引しやすい環境になっています。
ニュースやマーケット情報の配信が充実していますので、様々な情報を参考にしたい方にとってはおすすめの業者になります。
トレーダーと取引ツールやスキャルピングなどの取引手法との相性もありますので、別の業者をメンイで利用して、外為どっとコムはサブで利用するという手もあるかと思います。
ただ、ニュースや講師によるレポートを見たからといって勝てるようになる訳ではないので、あくまで参考として利用すべきです。
スプレッド&取引手数料で損しない。一番お得な取引環境とは
裁量トレードにしろ、EAを利用した自動売買にしろ、取引回数が多くなるほどスプレッドや取引手数料がトレード損益に与える影響は大きくなります。特にEAを用いた自動売買では取引回数は多くなる傾向にありますので、可能な限りスプレッドが狭く、取引手数料が低い環境でトレードすることが非常に大切です。
塵も積もれば山となりますので、時間が経つと大きな差になります。
最も低コストな取引環境について以下のページで検証していますので、参考にしてみてください。
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