FXChoice – 説明とレビュー
FXChoiceの概要
FXChoiceは2010年に設立された世界的知名度の高いブローカーです。IFSC(ベリーズ)の金融ライセンスを保有しています。
アメリカの複雑な金融規制が原因でアメリカ居住者の利用を受け入れていないブローカーが多いなか、FXChoiceはアメリカ居住者を受け入れていることも特徴です。アメリカ居住者を受け入れるブローカーとしては最も知名度が高く、メジャーなブローカーと言えるでしょう。
アメリカ市場でもビジネスを展開できるため、個人的なマネージドアカウント(MAM)の管理者やEAベンダー(GPS Forex Robotなど)が利用ブローカーとして指定することも多いです。
世界的な優良ブローカーと言えますが、日本居住者にとっては「取引コストが高いこと」、「最大レバレッジが低いこと」、「日本語サポートがないこと」などからあまり需要はないのが現状です。
口座タイプと取引コスト
FXChoiceには「Classic口座」と「PRO口座」の2種類のアカウントタイプがあります。
■Classic口座
スプレッドは広いですが、取引手数料がないタイプのアカウントになります。
平均スプレッド
EURUSD:平均1.4pips
USDJPY:平均1.5pips
AUDUSD:平均1.4pips
GBPUSD:平均2.3pips
EURJPY:平均1.8pips
取引手数料=なし
最少入金額=100USD
最少取引単位=0.01lot
最大レバレッジ=200倍
PRO口座
スプレッドが狭い口座になりますが、取引手数料が発生します。
手数料はベース通貨によって異なります。
平均スプレッド
(カッコ内は1lot往復手数料)
EURUSD: 0.6pips(7.74USD/0.774pips)
USDJPY: 0.8pips(7USD/0.7pips)
AUDUSD:平均0.9pips(4.79USD/0.479pips)
GBPUSD:平均1.0pips(9.18USD/0.918pips)
EURJPY:平均0.8pips(7.74USD/0.774pips)
取引手数料=上記のとおり
最少入金額=100USD
最少取引単位=0.01lot
最大レバレッジ=200倍
決済=NDD,マーケット決済
Classic口座、PRO口座ともに取引コストは低くありません。
低コストが特徴のブローカーと比較すると2倍程度の差があります。
透明性が高く柔軟な取引が可能
FXChoiceはNDD(ノーディーリングディスク)のマーケット決済方式で透明性の高い取引環境となっています。
また、EAやスキャルピングなどの取引制限もありません。
0カット(追証なし)採用
FXChoiceのナレッジベースに「Can I lose more money than I deposit with you?(入金額以上の損失を被る可能性はありますか?)」のタイトルで0カットについての記載があります。
“your account balance may actually slip into a negative territory and should this happen, we will simply zero out your account balance. In other words you can never owe us money, if your account balance turns negative.”
訳すると「あなたのアカウント残高はマイナスになる可能性がありますが、我々はアカウント残高を0に戻します。言い換えると残高がマイナスになってもあなたは我々に借金をすることはありません」
つまり、FXChoiceは0カット(追証なし/ネガティブバランスプロテクション)が採用されていますので、相場の大暴落・大暴騰でストップロス、ストップアウトが入らないなどの最悪の事態を想定すると安心です。
ビットコイン入出金可(クレジットボーナス付き)
日本でプロモーションを行っていない海外FXブローカーは入出金がネックになります。
国際銀行送金は手数料が高く時間がかかりますし、日本人がクレジットカードを使うことは制限されているブローカーが多いのが現状です。
日本でプロモーションを行っていないブローカーへの入出金手段で一番、簡単で素早く手数料がかからないのは、ビットコインでの入出金です。
FXChoiceでは、ビットコインでの入出金を受け入れていますので、スムーズな入出金が可能です。
実際に入出金を行っていますが、特にトラブルはありません。
また、FXChoiceはビットコインでの入金を奨励しており、ビットコインで入金した場合は15%のクレジットボーナスがプレゼントされます。
(利益分は出金できますが、クレジットボーナス自体は出金できません。)
日本語非対応/日本語サポートなし
ホームページは日本語に対応しておらず、日本語のサポートもありません。
問い合わせなどは全て英語になります。
問い合わせの方法はライブチャット、メール、コールバックになります。
FXChoiceのまとめ
日本人ユーザーも受け入れており、入出金もビットコインでスムーズですが、「取引コストが高いこと」、「日本語サポートがないこと」などがネックになります。
ただ、海外での知名度は高く、優良ブローカーとして位置づけられていますので、興味があれば利用する価値はあるかと思います。
スプレッド&取引手数料で損しない。一番お得な取引環境とは
裁量トレードにしろ、EAを利用した自動売買にしろ、取引回数が多くなるほどスプレッドや取引手数料がトレード損益に与える影響は大きくなります。特にEAを用いた自動売買では取引回数は多くなる傾向にありますので、可能な限りスプレッドが狭く、取引手数料が低い環境でトレードすることが非常に大切です。
塵も積もれば山となりますので、時間が経つと大きな差になります。
最も低コストな取引環境について以下のページで検証していますので、参考にしてみてください。
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