Forex Diamond EAのレビューと評判
Forex Diamond EAはFX automater社から販売されているEAです。
FXautomater社で代表的なEAはWallStreet Forex Robotでしょう。
WallStreet Forex Robotは王道のトレンドフォローの押し目買いで利益を狙うタイプの人気EAですが、Forex Diamond EAはどんなEAなのでしょうか。
Forex Diamond EAの基本情報
- 価格: $237
- リアルライセンス数:1
- サポート:あり
- 返金保証:無条件で60日間。無条件の返金保証あり
- 通貨ペア:EURUSD、GBPUSD、USDCHF、USDJPY
- 推奨レバレッジ:特になし
一般的なEAの返金には、動作不良や期間内に一定割合以上のドローダウンが発生した場合などの条件が設定されている場合が多いですが、FX automater社のEAの返金保証条件は無条件となっています。これはありがたい点と言えるでしょう。
Forex Diamond EAのライブパフォーマンス
Forex Diamond EAは複数のフォワードテストの結果が公開されていますが、ほとんどがデモ口座の結果です。
デモ口座とリアル口座は環境が異なりますので、リアル口座の結果を主に参考にするのが良いかと思われます。
以下が唯一公開されているリアル口座でのフォワードテストの結果です。
ブローカー:IC Markets
稼働開始:2019年4月8日~
デモ口座同様、リアル口座でも利益が出ている点は評価して良いでしょう。
なおこのリアル口座で利用されている通貨ペアはGPBUSDのみとなっています。
以下はデモ口座も加えたフォワードテストの結果一覧です。
Forex Diamond EAの特徴と取引手法分析
3つの取引戦略
ベンダーの販売サイトではForex Diamond EAには3つの取引戦略が採用されていると記載されています。
3つの戦略
① リトレースメント(押し目買い/売り)
② カウンタートレンド(逆張り)
③ カウンタートレンド(逆張り)スキャルピング
この記載内容からどちらかというと逆張り手法をメンイにしたEAであるということが分かります。
この3つの戦略の詳細については明らかにされていませんが、パラメータの指定によって3つのうちのひとつだけを利用することも、3つの全てを利用することもできるようです。
取引分析
EAの取引履歴見ると、一見ハイリスクなグリッドEAと同じような挙動に感じてしまいますが、ちゃんとロスカットしながら稼働します。
一瞬で口座が吹き飛ぶほど負けるリスクはないので、そこは安心して良いでしょう。
取引頻度
Forex Diamond EAは取引頻度が比較的高いことも特徴です。
販売サイトでは年間1200回以上、すなわち一日平均5回以上の取引があると記載されています。
実際にリアルアカウントでの取引履歴では2019年4月初~2019年10月末までで960回の取引が行われており、1日に換算すると約6.4回になります。
取引回数が多いから優れたEAであるという訳ではありません。
しかし、フォワードテストで取引回数が少ないEAは、たまたま利益が出ているなどの可能性があり、結果の信頼性はありません。
Forex Diamond EAは1000回近くのトレードを重ねた上で利益が出ている点は評価して良いでしょう。
スキャルピング寄りの戦略
このEAは小さければ10pips以内でポジションをクローズすることもあり、どちらかというとスキャルピング寄りのEAということができます。
スキャルピング系EAは利用するブローカーによって結果が異なるという特徴がありますので、注意が必要です。
EAの付随機能
自動パラメータ調整&自動アップデート機能
このEAにはその日の相場の状態に合わせて自動でパラメータを変更する機能が搭載されています。
また、自動で取引戦略自体をアップデートする機能も搭載されています。
相場の動きが変わると利益がでなくなるというのがEAの弱点でもあります。
どこまで有効に機能するかは未知の部分ではありますが、パラメータや戦略が自動でアップデートされる点は期待できる点でしょう。
Forex Diamond EAのブローカー対策
大きなスリッページが発生しそうなタイミングやスプレッドが広がったタイミングでのエントリーを避ける機能が搭載されています。
比較的小さなpips幅を狙うEAであるため、スプレッド拡大やスリッページ対策は有効に機能するでしょう。
Forex Diamond EAのまとめ
ストップロスを置かないグリッドやマーチンゲールなどハイリスクな手法が採用されておらず、フォワードテストでも良い結果を残しています。
期待できる利益率、ドローダウンの値に関しても優秀なEAと言って良いでしょう。
販売元であるFXautomater社はForex Diamond EA の他にもWallStreet Forex Robotを販売しており、こちらにも力を入れています。
WallStreet Forex RobotWallStreet Forex Robotには無料でついてくる特典EAや、ブローカーの不正を監視できるブローカースパイモジュールがついています。
スプレッド&取引手数料で損しない。一番お得な取引環境とは
裁量トレードにしろ、EAを利用した自動売買にしろ、取引回数が多くなるほどスプレッドや取引手数料がトレード損益に与える影響は大きくなります。特にEAを用いた自動売買では取引回数は多くなる傾向にありますので、可能な限りスプレッドが狭く、取引手数料が低い環境でトレードすることが非常に大切です。
塵も積もれば山となりますので、時間が経つと大きな差になります。
最も低コストな取引環境について以下のページで検証していますので、参考にしてみてください。
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