FLEX EA – 評判・レビュー
- 100を超えるパラメータによる豊富なカスタマイズ性が最大の特徴
- 基本はマーチンゲールEA
- 良い結果が出ているフォワードテストについて、メンバーズフォーラム等からセットファイルを入手して設定コピー可能
FLEX EAの基本情報
Flex EA | Flex EA x2 | |
価格 | キャンペーン中($330) 通常$999 |
キャンペーン中($495) 通常$1500 |
通貨ペア | GBPUSD, USDJPY, USDCAD, USDCHF, EURUSD, AUDUSD, EURJPY, EURCHF, EURGBP, NZDUSD | |
リアル口座ライセンス数 | 1 | 2 |
リアル口座ライセンス数 | 無制限 | 無制限 |
その他 | 特別版であるCorrelated Hedge EA付き | |
取引スタイル | 基本はマーチンゲール(カスタマイズ可能) | |
推奨時間足 | 1H もしくは4H | |
推奨最少入金額 | $1,000 | |
端末 | MT4 | |
返金保証 | 返金保証あり。最大30日間で特に返金条件はなり |
ただ、「Headge EA」はあまり結果がよろしくないようなので、主にはライセンス数が1つか2つかという違いになります。
FLEX EAは基本ロジックはマーチンゲールとなりますが、ユーザー側で設定可能な範囲が広く、カスタマイズの選択肢が多いEAです。
EAの稼働条件を設定するパラメータはなんと130個以上となっており、パラメータ数からもスバ抜けたカスタマイズ性のあるEAであることが分かります。
これだけ多くの設定項目があると、逆に選択肢が多すぎてどう設定すべきか分からなくなってしまいそうですが、フォワードテストで良い結果が出ている設定をそのまま利用することが可能となっています。
FLEX EAは設定項目が多い分、公開されているフォワードテストも100を超えています。
具体的には、SETファイルをFLEX EAのメンバーズフォーラム(購入後にアクセス可能)などからダウンロードして、MT4でEAのパラメータ入力画面の「読み込み」ボタンからインポートするだけですので、そこまで難しい作業ではありません。
フォワードテストで良い成績を収めている設定も多数存在している一方、成績が悪くアカウントが破綻している設定も存在します。
つまり設定範囲が広すぎるので、設定によって結果は大きく左右されるということになります。
ただ、共通している点として基本はマーチンゲールとなりますので、一度に大き目の損失が出る可能性については認識しておいた方が良いでしょう。
パラメータにて最大の損失をコントロールすることができるため、口座の破綻するほど負けることは防げる設定にできますが、大き目の含み損を抱えながらもトータルで勝ちを狙って稼働するタイプのEAであることは認識された方が良いかと思います。
FLEX EAの特徴-エントリー・決済
インジケーターの利用
エントリーや決済を以下の豊富なインジケータからカスタマイズすることが可能です。
- ADR(Average Day Range)
- SR(サポート&レジスタンスライン)
- 移動平均線(EMA/指数平滑移動平均)
- ストキャスティクス
- TDI(トレーダーズダイナミックインデックス)
- RSI
- Momentum(モメンタム)
豊富なストップロス設定
- 個別ポジションへのpips単位でのストップロス
- 残高のパーセンテージでのストップロス(全ポジションのドローダウン%で指定)
- トレーリングストップ
- ドル建ての金額指定でのストップロス
FLEX EAの特徴-バーチャルトレード&ニュースフィルター
FLEX EAの特徴を一言で表すと、基本的には「エントリーと決済のカスタマイズの選択肢が豊富なマーチンゲールEA」ということになりますが、特徴的な設定項目を紹介しておきます。
バーチャルトレード機能
バックグラウンドで仮想のトレードを行い、その仮想のトレード結果に基づきエントリーポイントを決定するという機能になります。
(あくまでEA内部での仮想トレードとなりますので実際に売買は行いません)
相場のコンディションや値動きは常に変化するという前提に基づき、その時の相場の状態を仮想トレードによって監視して、エントリーポイントが自動で調整します。
具体的には、「VirtualTrades」のパラメータで数値を選択することができ、数値が大きいほど、仮想トレードの結果に基づき安全をされるエントリーポイントのみでエントリーを行います。すなわち「VirtualTrades」のパラメータ値が小さいほど、アグレッシブにトレードし、「VirtualTrades」のパラメータ値が大きいほど安全目にトレードを行います。
ニュースフィルター機能
FLEX EAにはニュースフィルター機能が搭載されています。重大な経済指標などが発表された際には相場は大きく動きます。
したがって、ニュースの発表後というのは大きな利益が出る可能性もある反面、大きな損失が出るリスクもあります。
特にマーチンゲールEAは、価格が大きく動くと大き目の損失が発生するリスクが高くなりますので、ニュースフィルター機能は損失リスクの低減という点で有益な機能となります。
具体的には、「News Impact」のパラメータ設定によって、3段階の設定を行うことができます。
2.中程度に重要なニュースイベントの前後でトレードを停止
3.重大なニュースイベントの前後のみトレードを停止
なおその他のニュースフィルター系のパラメータでニュース前後にどれくらいの時間取引を停止するか、ニュースの前後で現有のポジションを決済するかどうかを選択することができます。
収益性・ドローダウンの評価と取引分析
パラメータ設定によって結果が大きく異なるため、EA自体の収益性やリスクを一概に評価することはできません。
あくまで参考のひとつとして、好成績を収めている設定について分析してみます。
Flex SRV1/SRV2設定の収益性・ドローダウンの評価
稼働環境:Trader’s Way(リアル口座)
稼働開始:2018/7/9~2019/10/10
日付 | 金額 | |
運用開始 | 2018/7/9 | 初期残高:$1,619 |
残高 | 2019/10/10 | 現在残高:$4,761 |
運用ロットサイズ | 残高に応じた変動ロット運用 | |
期間 | 15ヶ月 | |
合計収益 | +$3,142 | |
合計収益率 | +194.1% | |
月間利率(複利) | +7.5% | |
月間利率(単利) | 残高に応じた変動ロット運用 | |
最大ドローダウン | 7.3% | |
勝率 | 65.0% | |
総取引数 | 869回 | |
運用通貨ペア | EURUSDがメンイ |
$1619の入金で最終残高は$4761と残高は約3倍となっています。
1年強で10%未満のドローダウンで残高が3倍というのは非常に良い結果と言ってよいでしょう。
Flex EAの公式サイトでも紹介されている代表的な設定となります。
取引分析(Flex SRV1/SRV2)
Flex SRV1/SRV2の基本戦略は両建てのマーチンゲールとなります。
以下のMT4取引履歴チャートでは、全体として売り・買い両方のポジションを同時に保有してマーチンゲールしている様子が分かります。
■EURUSD 15分足 白=BUY 赤=SELL
売りもしくは買いのいずれかのポジションのみだと、価格がどちらかに動き続ければ大きな損失が発生する可能性がありますが、両方のポジションを持つことによりリスクを回避するという効果が期待できます。
ただ、常に両建てでポジションを持つわけではなく、どちらか一方のみのポジションのみの場合もあります。
■EURUSD 15分足 白=BUY 赤=SELL
両建てするかどうかは状況によるようです。
追加エントリーの値幅は20~30pips程度に設定されています。すなわちエントリー方向とは価格が20~30pips逆に動く度に、ロットサイズを上げた追加ポジションをオープンしていきます。
ロットサイズを増加の例は以下のようになります。
エントリー回数 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 6回目 |
ロットサイズ | 0.02 | 0.03 | 0.05 | 0.08 | 0.12 | 0.18 |
ロットサイズサイズ増加数 | 0.01 | 0.02 | 0.03 | 0.04 | 0.05 |
追加エントリーの度にロットサイズの増加数が0.01ロットずつ上がっていきます。
まとめ(Flex SRV1/SRV2)
両建でマーチンゲールするという独特の設定になります。
1年強という限定的な期間の結果であり、もう少し長期間での結果が欲しいところですが、リアル口座においてドローダウンも小さく、収益率も高い値を記録しています。
両建てすることにより相場が大きく一方に動いたとしても、どちらかのポジションで利益が出るため、口座の証拠金を増やしながらトレードできるというメリットがあります。ただ、両建てしていないタイミングで相場が一方向に動けば当然大き目の損失が発生するというリスクは覚悟した上で利用すべきです。
Flex EA Default Acct4設定の収益性・ドローダウンの評価
稼働環境:ThinkMarkets(デモ口座)
稼働開始:2013/10/7~
(2020/5/3時点)
日付 | 金額 | |
運用開始 | 2013/10/7 | 初期残高:$3,000 |
残高 | 2020/5/3 | 現在残高:$300,742 |
運用ロットサイズ | 残高に応じた変動ロット運用 | |
期間 | 78ヶ月 | |
合計収益 | +$297,742 | |
合計収益率 | +9924.7% | |
月間利率(複利) | +6.1% | |
月間利率(単利) | 残高に応じた変動ロット運用 | |
最大ドローダウン | 36.5% | |
勝率 | 61.0% | |
総取引数 | 1239回 | |
運用通貨ペア | AUDUSD, EURNZD, EURUSD, GBPUSD, USDCAD, USDCHF, USDJPY, XAUUSD |
2019年以降に大き目のドローダウンが数回発生しており、結果が悪く見えますが最大ドローダウン約36%、平均月利6%(複利計算)は十分に好成績と言って良いでしょう。
$3000からのスタートでしたが、残高は$300,000以上、すなわち100倍以上に膨れ上がっています。
取引分析(Default Acct4)
Default Acct4はオーソドックスなタイプのマーチンゲールの設定となります。
中長期的な逆張りでエントリーして、エントリー方向とは価格が逆に動く度に追加エントリーを繰り返します。追加エントリーまでのpips幅は約20pips程度で固定されており、20pip間隔でエントリーを繰り返します。
■EURUSD 4時間足 白=BUY 赤=SELL
なお、最大ポジション数は5つまでで、5つ以上のポジションを持つことはありません。
追加エントリーのロットサイズの増加率は以下のとおりとなります。
前回のポジションから1.7倍ずつロットサイズを上げてエントリーしていきます。
エントリー回数 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 |
ロットサイズ | 0.1 | 0.17 | 0.29 | 0.49 | 0.84 |
ロットサイズサイズ増加率 (現ポジション ÷ 前ポジション) |
1.70 | 1.70 | 1.70 | 1.70 |
こちらが2019年8月に発生した最も大きいドローダウンの取引になります。
■USDJPY 30分足 白=BUY 赤=SELL
初回エントリーから270pipsほどドローダウンした段階でロスカットが入っています。
まとめ(Default Acct4)
Default Acct4という設定名どおり、デフォルト設定をベースとしており、オーソドックスなマーチンゲールトレードを実行します。
大きなドローダウンが数回発生していますが、長期的に見ると好成績を出していると言えます。
ただ、ロスカットによって、アカウントが破綻するほどの損失は避けることができていますがロットサイズを上げながら追加エントリーを繰り返すため、一発で大き目のドローダウンが発生するリスクは覚悟しなければいけません。
バックテストの結果
バックテストの結果のみを妄信して、リアル口座で稼働させるのは危険であり、あくまで参考情報として活用するというスタンスが良いと思います。
Flex EAはいずれの設定でも、バックテストの結果の詳細情報を公開していません。
理由はFlex EAはバーチャルトレード機能やニュースフィルター機能を駆使して、その時の相場の状態に合わせてトレードすることをコンセプトにしているからです。
バックテストの結果が全くもって無意味であるという訳ではありませんが、バックテストではFlex EAの性能は測れないということかと思います。
したがって、公開されている既存のフォワードテストの結果から判断するか、もしくは自分で設定をカスタマイズして色々とテストするということでしか、Flex EAを評価することはできません。
FLEX EAの総まとめ
とにかく設定の選択肢が豊富なEAです。
自分で取引をカスタマイズできるほか、結果の良いフォワードテストの設定ファイルを購入後にアクセス可能なメンバーズフォーラムなどからダウンロードして利用することができます。
マーチンゲール設定を外して単一ポジションにて通常のトレンドフォローや逆張り系EAのように設定することも可能といえば可能です。ただ、そうすると少々単純すぎるロジックになってしまいますので、やはりマーチンゲールEAという認識で良いと思います。
基本はマーチンゲールとなりますので、残高に対して30%などある程度の含み損は許容しながら稼働させることになります。(パラメータによって、残高に対する最大ドローダウンを指定することができます。リスクを嫌って10%未満に設定すると逆に損切貧乏になりますので、個人的には最低でも30%以上に設定すべきかと思います。)
したがって一度に大きな目のドローダウンが入るリスクは覚悟しながら稼働させる必要があります。
ただ、大き目の損失が入っても長期的に見てトータルで利益が出ているのであれば問題ありません。しわじわドローダウンするか、一発でドローダウンするかが重要なのではなく、重要なのはバランスです。このあたりはフォワードテストなどの結果を踏まえて判断していくしかありません。
フォワードで良い結果が出ているアカウントもありますので、このようなFLEX EAの性質やリスクを理解しているのであれば利用を検討されても良いかと思います。
カスタマイズ性からして無限の可能性を秘めたEAであると言えるかもしれません。
トレンドやレンジなど相場の状況に合わせて、裁量判断を入れながらマーチンゲールトレードをしたい方にとってはうってつけのEAになるかと思います。
FLEX EAのパラメータ設定
■一般設定
User | FlexEAのユーザーIDを入力 |
Strategy | 現在使用している8つの設定(RealTakeProfit, RealStopLoss, PipStep, VirtualTrades, VirtualTakeProfit, LotMultiplier, MaxBuyTrades, MaxSellTrades)が表示される |
UseVirtualTrading | バーチャル(仮想)トレード機能のON/OFF設定 |
RealTakeProfit | 実際のトレードで使用される利益確定値 |
AddToTP | マーチンゲールにおける追加エントリーの利益確定値にとついて、「前ポジションの利益確定値」+「当項目の入力値」となる。 |
AddToSL | ストップロスに関して、上記の「AddToTP」と同様の決済方法を適用する。 |
RealStopLoss | 実際のトレードで使用されるストップロス。 当設定を0のままにすると「DD_StoplossPct」の設定値でストップロスが入る。マーチンゲールトレードでは個別ポジションにストップロスを設定するのはナンセンスなため、0のままで良い。 |
PipStepMultiplier | 「PipStep 」で指定したマーチンゲールにおける追加エントリー時のpips幅について、「当項目で入力した値×前回のエントリー時のpips幅」となる。 ※「PipStep」=20、PipStepMultiplier=1.5の場合、2ポジション目は20pipsの間隔、3ポジション目は30pips間隔、4ポジション目は45pips間隔となる。 |
LotStepMultiplier | マーチンゲールにおける追加エントリー時のロットサイズを前回エントリーの何倍にするか |
PipStep | マーチンゲールにおける追加エントリー時のpips幅 |
VirtualPipStep | バーチャル(仮想)トレードにおける、マーチンゲールにおける追加エントリー時のpips幅 |
VirtualTrades | バックグラウンドで行うバーチャル(仮想)トレードの頻度。デフォルト設定は6。この項目の数値が大きい(8~9など)ほどトレード頻度は少ないが確率が高いポイントでエントリーする。逆にこの項目の数値が少ない(2~3など)とトレード頻度は多いが確率は低くなる。 |
VirtualTakeProfit | バックグラウンドで行うバーチャル(仮想)トレードの利益確定値。この項目の数値を下げるとトレード頻度が低くなり、逆にこの項目の数値を挙げるとトレード頻度が高くなる。デフォルト設定のままが推奨されている。 |
LotMultiplier | リカバリートレードをする場合、「前回のロットサイズ」×「当項目の数値」でエントリーします。 |
Accuracy | 仮想トレードのシグナルに何%従うか。デフォルト設定は100%。 |
MaxBuyTrades | 買いエントリーに関する最大ポジション数 |
MaxSellTrades | 売りエントリーに関する最大ポジション数 |
UseSameTP | マーチンゲールでオープンしたそれぞれのポジションに関して、利益確定値を共通とするか、個々のポジションごとに設定するか。 一般的にマーチンゲールトレードは、全ポジションを一括で決済するが、当設定は追加エントリーに関しても初回のエントリーと同様に固定のpips値で決済される。 |
UseSameSL | ストップロスに関して、上記の「UseSameTP 」と同様の決済方法を適用する。 |
WaitForNextBar | 現在のローソク足が完全に形成されるまで、エントリーを待つ。相場の急変によるだましを防ぐ目的で使用、 |
ResetDataOnFriday | 毎週金曜日にバーチャルトレードの結果をリセットする |
MM | アカウント残高に応じてロットサイズを自動で設定 |
Risk | ロットサイズの自動調整に関して、どれくらいのリスクを取るかを設定。0.1~0.3は低リスク、0.4~0.9は中間程度、1.0はハイリスクなロットサイズの設定となる。 |
Risk_Type | ロットサイズの自動調整に関して、「Balance(残高)」ベースにするか、「Equity(有効証拠金)」ベースにするか。 |
ManualLot | 「MM」をOFFにした場合、当項目の入力値でエントリーする。 |
MaxSpread | 注文時に許容するスプレッドの最大値 |
RestartSlippage | 注文時に許容するスリッページの最大値 |
RestartSlippage | MT4が再起動された場合、バーチャルトレードがリセットされるMT4が閉じられた時と、再起動された時の価格差。デフォルトは10. |
RestartHours | MT4が再起動された場合、バーチャルトレードがリセットされるMT4が閉じられた時と、再起動された時の時間差(Hour)。デフォルトは10。 |
DD_SL_Mode | 「DD_StopLossPct」で設定されたストップロスを単一チャート(単一通貨ペア)ベースで適用するか、全てのチャート(取引している全通貨ペア)ベースで適用するかどうか |
DD_TP_Mode | 利益確定に関して、上記の「DD_SL_Mode」と同様の方法を適用するかどうか。 |
DD_StoplossPct | 「当項目に入力したパーセンテージ×口座残高」で全ポジションにストップロスが入る。低すぎる値に設定しないように注意が必要。ロットサイズとのバランスにもよるが10~30%が安全目の設定 |
DollarSL | ドル換算で機能するストップロス値 |
DD_Pause | 当項目で指定したパーセンテージ以上にドローダウンが発生している場合に、別のチャート(他の通貨ペア)での新規エントリーをさせない。 |
FloatingTP_Pct | 「当項目に入力したパーセンテージ×口座残高」の利益が出た時点で全ポジションをクローズする。 |
DollarTP | ドル換算で機能する利益確定値 |
PauseBasketsAtDD | 「DD_Pause」で指定したパーセンテージを下回るまで、当チャート(該当通貨ペア)マーチンゲールによる追加エントリーをしない |
PauseAfterStopout | 「DD_StoplossPct」が機能して、ストップロスが入った後に「HoursToPauseTrade」で指定された時間(hour)内は新規エントリーをしない。 |
HoursToPauseTrade | 「PauseAfterStopout」の設定時間。デフォルトは48(時間/hour) |
ChartDisplay | チャート上にトレードに関する情報を表示させるかどうか |
TrailingMode | トレーリング機能を有効にするかどうか |
TrailingStep | TP(利益確定値)にどれだけ近づいたタイミングで「TrailingTP」「TrailingSL」を発動させるか。 |
TrailingTP | 現在の注文の「TP」のpips値をどれだけ増やすか |
TrailingSL | 現在の注文の「SL」のpips値をどれだけ減らすか |
TrendTrailTrigger | trendModeがONになっている場合、当項目に入力した数値分のポジションに関してトレーリング機能を発動します。 |
EquityTrail | 残高に基づくトレーリング機能 |
UseDynamicEQTP | 「EquityTrailTP」を残高とロットサイズに応じて自動的に設定する |
EquityTrailStep | 推奨設定はデフォルトのまま0.00。EquityTrailが発動した場合に「EquityTrailTP」のパーセンテージをどれだけ増やすかを設定。 |
EquityTrailTP | EquityTrailを発動するための残高に対する利益額のパーセンテージ |
EquityTrailSL | トレーリング機能によるストップロスをEquityTrailTPとどれくらいの差に設定するか。EquityTrailTPからの差をパーセンテージで指定する。 |
EQTP | EquityTrailTPを何個のマーチンゲールトレード群(一連のマーチンゲールトレード)に対して適用するか。 |
FullBasketEquityTrail | 口座で保有している全てのポジションに対して「EquityTrail」を適用します。 |
WhenToStart_FBET | 「FullBasketEquityTrail」が発動するパーセンテージ。マイナスのドローダウン値でしか指定できない。例えば-5%と設定した場合、トータルポジションで最大で残高が10%マイナスとなった後、5%マイナスとなった段階で「FullBasketEquityTrail」が発動します。 |
DynamicAdditionals | 各種インジケータと「PipStep」の両方の条件が満たされた場合にのみエントリーさせる。 |
MaxADR | ADR(Average Daily Range)が200を超えている場合はエントリーしない。 |
ADR Days | ADRの日数の設定 |
CloseTradesAtADR | ADR(Average Daily Range)が200を超えている場合はポジションをクローズする。 |
PauseBasketAtADR | ADR(Average Daily Range)が200を超えている場合はマーチンゲールによる追加エントリーを実行しない。 |
UseSR | 新規エントリーがサポートライン/レジスタンスラインの近辺で行われないようにする設定 |
TradeSR | サポートラインで買いエントリー、レジスタンスラインで売りエントリーをする設定。これを逆にするには「ReverseMode」をONにする。 |
NumOfBars | サポートラインとレジスタンスラインの割り出しに使用されるローソク足の数。「SR」を使用する場合は1時間足か4時間足を利用する必要がある。 |
PipsAwayFromSR | サポートラインとレジスタンスラインと現在の価格との距離が、当項目で設定したpips数の範囲内である場合にはエントリーしない。 |
UseEMA | 指数移動平均を利用する |
UseStochastic | ストキャスティクスを利用する |
UseTDI | 3つの単純移動平均(短期:TDI1、中期:TDI2、長期:TDI3)を使用したトレーダーダイナミックインデックスを利用してエントリーする。TDI1>TDI2>TDI3で買いエントリー。 TDI1<TDI2<TDI3で売りエントリー。 |
TDIPeriods | TDIで利用される3つの移動平均線(TDI1、TDI2、TDI3)の期間を設定する。 |
UseTDICross | TDI1とTDI2が既にTDI3より上にある状態で、TDI1がTDI2を上にクロスオーバーしたタイミングで買いエントリー。 TDI1とTDI2が既にTDI3より既ににある状態で、TDI1がTDI2を下にクロスオーバーしたタイミングで売りエントリー。 |
UseSlopeCross | TDI1とTDI2の両方がTDI3より上になった段階で買いエントリー。 TDI1とTDI2の両方がTDI3より下になった段階で売りエントリー。 |
CheckTDiSlope | TDI3が連続してTDISlopeBarsに対して上昇しているときに買いエントリー、TDISlopeBarsが連続して下降しているときに売りエントリー。 |
TDISlopeBars | CheckTDISlopeに利用されるローソク足の数 |
TDIFarApart | TDI1がTDI2よりHowFarApartで設定したpips値よりも上にある時に買いエントリーし、TDI1がTDI2よりHowFarApartで設定したpips値よりも下にある時に売りエントリーする。 |
HowFarApart | TDIFarApartのpips値を指定 |
UseRSI | エントリーにRSIを使用する |
WaitForRSIExit | RSIが「BuyBelowRSI」で設定した売られすぎのラインを超えて戻ってきたときにのみ買いエントリーし、RSIが買「SellAboveRSI」で設定した買われ過ぎのラインを超えて戻ってきたときにのみ売りエントリーする。 |
RSIPeriod | RSIの設定期間 |
BuyBelowRSI | RSIが当項目の設定値以下になったら買いエントリー |
SellAboveRSI | RSIが当項目の設定値以上になったら売りエントリー |
CheckCandleSize | NumberOfCheckedCandlesで指定したローソク足のうち、少なくとも1つが当項目で指定したpipsより大きい場合にのみエントリーする |
CheckCandleSizeSmaller | NumberOfCheckedCandlesで指定したローソク足の全てが当項目で指定したpipsより小さい場合にのみエントリーする。 |
CheckCandleMode | ローソク足の実体(始値-終値)で計測するか、もしくは高値-安値で計測するか |
NumberOfCheckedCandles | CheckCandleSize が使用するローソク足の数 |
UseMomentumFlatline | 最後のクローズバーを2番目の最後のクローズバーと比較して、差がMomentumDifferenceの指定pips値より小さい場合は、取引が許可されます |
MomentumDifference | UseMomentumFlatlineの設定pips値 |
Mins_Between_Trades | 同一通貨ペアで当項目で指定した間(分/minutes)は次のエントリーを行わない。急激な値動きで一気に損失が膨らむのを回避する |
StartingTradeDay | 取引を開始させる週の最初の曜日 |
EndingTradeDay | 取引を終了させる週の最後の曜日。FLEX EAの性質と経験上、金曜はリスクが高いようなので木曜日が推奨 |
StartHour | FLEX EAが取引を開始する時間 |
StopHour | FLEX EAが取引を終了する時間 |
CloseBasketAfterXmins | マーチンゲールの最初のエントリーが開始された時点からCloseMinutesで指定した時間が経過した後には追加エントリーを行わず、すべてのポジションがクローズされます。 |
CloseMinutes | CloseBasketAfterXminsの指定時間(分) |
CloseTradesBeforeMarketClose | 金曜日に「CloseHour」で設定された時間にすべてのポジションをクローズします。 |
CloseHour | CloseTradesBeforeMarketCloseの指定時間 |
PauseAfterProfit | 直近の利益確定で取引が終了した時点から新規エントリーまで時間をあける |
HoursToPauseAfterProfit | PauseAfterProfitの指定時間(時間/hour) |
TradeAustralian | オーストラリアセッションで新規エントリーさせるかどうか |
TradeAsian | アジアセッションで新規エントリーさせるかどうか |
TradeLondon | ロンドンセッションで新規エントリーさせるかどうか |
TradeNewYork | ニューヨークセッションで新規エントリーさせるかどうか |
UseEarlyRecoveryMode | StartRecoveryの指定値に達するまで間のエントリーは、LotMultiplierをオフにする |
UseLateRecoveryMode | StartRecoveryの指定値に達した後のエントリーで、LotMultiplierがオフになります。 例:StartRecoveryが3の場合、0.1、0.2、0.3のロットのポジションをオープンした後、4番目と5番目の取引はどちらも0.3ロットとなります。 トレードが損失で終わる可能性が高くなるため注意してください。 |
StartRecovery | UseEarlyRecoveryMode、UseLateRecoveryModeの設定回数 |
UseHedging | マーチンゲールのエントリーに対して、同時に両建てでポジションを持つどうか。(ヘッジポジションを持つかどうか) |
HedgeOnce | ヘッジポジションが「HedgeTP」もしくは「HedgeSL」に到達した場合に、再度ヘッジポジションを持つかどうか。 |
CloseTogether | ヘッジポジションが「HedgeTP」もしくは「HedgeSL」に到達した場合に、マーチンゲールのポジションも同時にクローズさせるかどうか |
HedgeAfterPips | マーチンゲールのエントリーに対して、ヘッジポジションをどれだけ間隔をあけてオープンするか |
HedgeTP | ヘッジポジションの利益確定値 |
HedgeSL | ヘッジポジションのストップロス値 |
HedgeMultiplier | ヘッジポジションのロットサイズは、「当項目の設定値」×「マーチンゲールの総ポジションのロットサイズ」となる |
ECN | 注文時にTPまたはSLの設定が許可されていないECNアカウントでの取引の場合 |
newMode | バーチャルトレードに基準が緩くなり、トレード頻度が増加する |
ReverseMode | 買いエントリーと売りエントリーを逆にする設定。FLEX EAは基本的にはリトレースメントを狙った逆張りとなるが、買い/売りを逆にすることでトレンド相場に強くなる。 |
trendMode | トレンドに沿ったエントリーを行う設定。ONにするとFloatingTP_PctもしくはFloatingTP_Pctに達するまで、21pips間隔で加算されたロットサイズでトレンド方向にエントリーを繰り返します。 |
trendHybrid | ロットサイズを増加させる追加エントリーが、21pipsの含み益が出た状態でも、21pipsの含み損が出た状態でも、その両方に対して実行されます。 |
TrendPipStep | trendModeまたはtrendHybridがオンになっている場合、価格が追加エントリーに使用されるPipStepです。 |
EA_Name | 取引履歴のコメントに表示されるEA名称(FLEX EA) |
CustomSetFile | チャート上に表示させるセットファイルの名称。 |
MagicNumber | マジックナンバー。取引に使用される連番 |
HideFromBroker: | 取引履歴のコメントに表示させるかどうか |
ChartDisplay | チャート上にFLEX EAに関する情報を表示させるかどうか |
ShowButtons | チャート上に「Close, CloseAll, On/Off」の3つのボタンを表示するかどうか |
Font | チャートに表示する文字のフォント |
Color | チャートに表示する文字の色 |
Size | チャートに表示する文字の大きさ |
Max_Charts | 同時にオープンできるチャート数 |
Currency Pair Filters | 1通貨につき2ペアまでしかトレードさせない。 すべてのペアが同時に急上昇/急落するというような市場状況から残高を保護するための今後の重要な要素 |
UseNewsFilter | ニュースイベントの前後でトレードを停止するかどうか |
MinsBeforeNews | ニュースイベントの前にEAを停止する時間(分/minuites) |
MinsAfterNews | ニュースイベントの後にEAを停止する時間(分/minuites) |
NewsImpact. | 以下より選択 1. 全てのニュースイベントの前後でトレードを停止 2. 中程度に重要なニュースイベントの前後でトレードを停止 3. 重大なニュースイベントの前後のみトレードを停止 |
OffsetHours | forexfactoryとMT4取引チャートに表示されたニュースにもし時間差がある場合は、その時間差を入力する |
ShowNewsPanel | チャートにニュースイベントを表示させるかどうか |
ShowBG | ニュースパネルの背景(ボックス)のみを非表示にします。 |
CloseBasketsBeforeNews | MinsBeforeNewsの時間内に入った場合に、対象通貨を含む既存のポジションをクローズするかどうか |
ResetVirtualDataAfterNews. | 重大なニュースの後で対象通貨を含む通貨ペアのバーチャルトレードのデータをリセットするかどうか。ONにすると取引数が減少する。 |
スプレッド&取引手数料で損しない。一番お得な取引環境とは
裁量トレードにしろ、EAを利用した自動売買にしろ、取引回数が多くなるほどスプレッドや取引手数料がトレード損益に与える影響は大きくなります。特にEAを用いた自動売買では取引回数は多くなる傾向にありますので、可能な限りスプレッドが狭く、取引手数料が低い環境でトレードすることが非常に大切です。
塵も積もれば山となりますので、時間が経つと大きな差になります。
最も低コストな取引環境について以下のページで検証していますので、参考にしてみてください。
↓ 知らないと100%損!トレードコスト(スプレッド&取引手数料)を大幅に圧縮する方法 ↓
