FBS – 説明とレビュー
FBSの概要
FBSの特徴はなんといっても他を圧倒する超豪華なボーナスプログラムと最大3000倍の超ハイレバレッジです。
特段取引コストに優れている訳ではありませんが、少額の資金から大きな利益を目指すトレーダーにとっては、最も適したブローカーと言えるかもしれません。
ただし、ボーナスやレバレッジには制限がある点には注意してください。
0カット(追証なし)が採用されているため、リスクを大きく取ったトレードをする場合でも安心して取引することが可能となっています。
他者を圧倒する豪華ボーナスプログラム
FBSは以下のボーナスプログラムを行っています。
- Trade 100 Bonus
- 100%入金ボーナス
- キャッシュバックボーナス
Trade 100 Bonus
10,000円の残高が元から入金されている「Trade 100 Bonus MT5」口座を利用することが可能なキャンペーンになります。
以下の点を考慮するとあまり利用価値はないかと思われます。
- 30日間で10,000円分のボーナスが消失
- ボーナス自体は出金不可
- ボーナスを利用した取引で得た利益に関しても約10,000円までしか出金不可
出金制限がありますので、あくまでデモ口座のような感覚でしか利用できません。
100%入金ボーナス
入金額が最大2倍(+100%)になるボーナスです。
FBS入金100%ボーナスの強み
- 上限額が200万円で他ブローカーと比べてかなり高い
- 追加入金に対してもボーナスが適用される
他にも入金100%ボーナスを実施するブローカーはありますが、FBSの特徴はボーナスの上限額が約200万円と高く設定されている点が特徴です。
初回入金額が小さくても、追加で入金する度に200万円を上限にボーナスが加算されていく点が魅力的です。
ただし、入金ボーナスには制限もあり、大きなリスクをとったトレードをしたい方にとってはボーナス消失、レバレッジ制限、強制ロスカット水準の計算などに注意が必要です。
- ボーナス自体は出金不可
- 入金ボーナスに対して70%以上の損失が発生すると、ボーナスが消失する。
(例:10万円の入金+10万円のボーナスで取引した場合、7万円以上の損失発生でボーナスが消失する。つまり入金+ボーナスに対して35%ドローダウンが発生した時点でボーナスが消失する) - 取引プラットフォームはMT4を選択する必要あり(MT5では適用されない)
- ボーナス適用口座の最大レバレッジは500倍に制限される。
- 強制ロスカット水準の計算にボーナスの額は加算されない。
- 自動反映される訳ではなく、入金から30日以内にリクエストを行わなければ期限切れになる。
- ECN口座は適用外。
キャッシュバックボーナス
取引ロット数に応じて、口座にキャッシュバックを受けることができます。キャッシュバック額は出金可能で、発生金額に上限もありません。
1lotあたり最大15USDのキャッシュバック発生とPRされていますが、通貨ペアによって大きくことなります。
EURUSD、USDJPYのペアでのキャッシュバック額は1lotあたり2USDとなっています。
換算すると0.2pipsの取引コスト圧縮になりますが、FBSの取引コストは元々高めに設定されています。
当キャッシュバックを加味したらFBSの取引コストが他のブローカーと比べて低くなるというほどのものではありません。
最大3000倍の超ハイハイレバレッジ
FBSの最大レバレッジは3000倍は非常にインパクトのある数値となっています。
ただし、最大レバレッジは口座残高が大きくなるほど小さくなる点には注意が必要ですが、それでも十分に高い水準であると言えます。
2,000ドル(約20万)まで:2,000倍
5,000ドル(約50万)まで:1,000倍
30,000ドル(約300万)まで:500倍
150,000ドル(約1,500万)まで:200倍
150,000ドル(約1,500万)以上:100倍
豊富なアカウントタイプと取引コスト
「セント口座」、「マイクロ口座」、「スタンダード口座」、「ゼロスプレッド口座」、「ECN口座」の5つのアカウントタイプが準備されています。
取引コストやその他の特徴は以下のとおりです。
■セント口座
スプレッド:平均3.0pips(USDJPY)
取引手数料:なし
最大レバレッジ:1000倍
最低入金額:1USD
■マイクロ口座
スプレッド:固定3.0pips(USDJPY)
取引手数料:なし
最大レバレッジ:3000倍
最低入金額:5USD
■スタンダード口座
スプレッド:平均1.3pips(USDJPY)
取引手数料:なし
最大レバレッジ:3000倍
最低入金額:100USD
■ゼロスプレッド口座
スプレッド:0pips
取引手数料:20USD~
最大レバレッジ:3000倍
最低入金額:100USD
■ECN口座
スプレッド:平均0.6pips(USDJPY)
取引手数料:1lot片道3USD(往復6USD)
最大レバレッジ:3000倍
最低入金額:100USD
※ECN口座では入金ボーナスを利用できません。
多くの口座タイプがあり、複雑になってしまっていますが、FBSの利点を生かしつつバランス良く使用できるのが「スタンダード」口座になります。
スタンダード口座のUSDJPYのスプレッドは1.3pips1lotにつき2USDのキャッシュバックがあることを考慮すると、1.1pips程度に圧縮できます。
他のブローカーと比較して低い訳ではないものの、そこまで悪い数字ではありません。
ECN口座はボーナス適用外ですし、その他口座に関してはスプレッドや手数料が割高すぎるので、あまりメリットが感じられません。
NDD方式で透明性の高い取引環境
FBSはNDD(ノーディーリングディスク)方式の取引環境となります。
したがって、意図的な約定遅延、約定拒否、スリッページは発生させる動機が働かないクリーンな取引環境と言えます。
また、以下の取引についても制限がありません。
EA(自動売買プログラム)利用可
ポジションの両建て可能
スキャルピング可
安心の0カット(追証なし)
海外FX業者では一般的ですが、Axioryでは0カット(ネガティブバランスプロテクション)が採用されており、入金額以上の損失を被ることはありません。
万が一、残高がマイナスになるような損失を被ったとしても、残高0にリセットされます。
日本語サポートあり
メール、ライブチャットによる日本語サポートを受けることができます。
ただし、対応に問題はないようですが、日本人ではなく日本語ができる外国人スタッフでの対応となるようなので、曖昧な表現などは避けた方がよさそうです。
FBSのまとめ
FBSはスプレッドや手数料の取引コストや日本語サポートの充実ぶりなどの面では他のブローカーと比べて有利な訳ではありません。
破格の+100%入金ボーナス(上限200万円&追加入金対応)と最大レバレッジ3000倍がFBSの最大の特徴になります。
NDD方式で透明性が高いこと、取引制限がないことや、0カット(追証なし)採用など取引環境面でも特筆すべき欠点はありません。
少額の入金から大きな利益を目指したいトレーダーにとっては、FBSは最も有利な条件を提示するブローカーと言えるでしょう。
スプレッド&取引手数料で損しない。一番お得な取引環境とは
裁量トレードにしろ、EAを利用した自動売買にしろ、取引回数が多くなるほどスプレッドや取引手数料がトレード損益に与える影響は大きくなります。特にEAを用いた自動売買では取引回数は多くなる傾向にありますので、可能な限りスプレッドが狭く、取引手数料が低い環境でトレードすることが非常に大切です。
塵も積もれば山となりますので、時間が経つと大きな差になります。
最も低コストな取引環境について以下のページで検証していますので、参考にしてみてください。
↓ 知らないと100%損!トレードコスト(スプレッド&取引手数料)を大幅に圧縮する方法 ↓
